外壁塗装と聞くと、「壁や屋根に塗料を塗るだけ」と思われがちですが…
実はその裏で、塗装の持ちを大きく左右する“下地処理”が行われているのをご存じでしょうか?
とくに見逃せないのが、雨戸・シャッターボックス・手すりなどの鉄部。
今回は、その鉄部塗装に欠かせない「ケレン作業」について、塗装職人の視点から詳しく解説します!
🎯そもそも「ケレン」ってなに?
「ケレン」とは、簡単に言うと
古い塗膜やサビ、汚れなどを落として、塗料の密着を良くするための下地処理のこと。
見た目にはわかりにくいですが、この作業が甘いと、
数ヶ月で塗装が剥がれる
サビが再発する
ムラのある仕上がりになる
…といった“失敗塗装”の原因に直結します。
🔩鉄部は特にサビやすい!だからこそ丁寧に
鉄部はアルミやステンレスと違い、どうしてもサビやすい性質を持っています。
シャッターや雨戸など、風雨にさらされる箇所は特に要注意!
▼実際の現場ではこんなことが…
・見た目には塗膜があるが、中でサビが進行していた
・軽く触っただけで塗膜がポロポロと落ちる状態だった
・前回の塗装が“ケレンなし”で行われたため、密着不良が起きていた
これらのケースでも、ケレンで丁寧に下地を整え、サビ止めを塗ることで、再び長持ちする塗装が可能になります✨
🛠️ケレンにも「種類」がある!
意外と知られていませんが、ケレンにも段階や種類があります。
ケレンの種類 | 内容 | 用途の例 |
---|---|---|
1種ケレン | ブラストで全面除去 | 工場や重防食向け |
2種ケレン | 電動工具でサビや旧塗膜を除去 | 屋外鉄部全般 |
3種ケレン | サンドペーパー等で軽く目荒らし | 軽度の劣化部位 |
4種ケレン | 手作業での簡易清掃 | 再塗装時の補足作業など |
住宅の外装リフォームでは「2種」または「3種」がよく用いられます。
🎨“見た目”だけじゃない、耐久性の差に注目!
塗装が美しく仕上がっても、下地の状態が悪ければすぐにボロボロに…。
逆に、見えないところでしっかりとケレンを行うことで、
塗料の密着性アップ
防サビ効果の持続
美しさの“長持ち度”アップ
といった大きな違いが出てきます。
✅まとめ:ケレンは“見えない信頼”を作る作業
どんなに高性能な塗料を使っても、土台が整っていなければ本領は発揮できません。
塗装の品質を決めるのは、「塗る前のひと手間」なんです。
ペイントホームズ銚子店では、見えない下地処理にも徹底的にこだわって施工しています。
もしご自宅にサビや塗膜のめくれなど気になる点があれば、お気軽にご相談ください😊
銚子市,旭市,香取市,匝瑳市,香取郡,茨城県鹿嶋市,神栖市,潮来市を中心に、
外壁塗装・屋根塗装・防水工事・室内塗装を承っています。
経験豊富なスタッフが、お客様のご要望に丁寧に対応し、
戸建て、アパート、工場、店舗など、幅広い建物に対応しています。
また、建物の劣化診断やカラーシミュレーションも行っておりますので、
「外壁や屋根が大丈夫かな?」と気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ご連絡を心よりお待ちしております。
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電話番号:050-5530-6011
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