銚子市の外壁塗装専門店

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外壁塗装は何回塗り?回数で変わる耐久性と注意点をプロが解説

外壁塗装の「塗り回数」って大事なの?その理由とは

「うちの外壁、そろそろ塗り替え時かしら…」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。外壁塗装は見た目をきれいにするだけでなく、家を雨風や紫外線から守る大切な工事です。そのため、塗料の種類や使い方によって耐久性や仕上がりに大きな差が出てきます。

実は、外壁塗装には「1回塗り」や「2回塗り」で済ませてしまう業者も存在しますが、一般的で信頼できる工事では3回塗りが基本です。この記事では、外壁塗装の塗り回数によってどのような違いがあるのか、そして注意すべきポイントを分かりやすく解説します。これから塗装を考えている方にとって、後悔しない選択ができるようにお手伝いしますね。

 

 

1:外壁塗装は基本「3回塗り」が標準です

外壁塗装の工程は、大きく分けて「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本です。それぞれの工程には意味があり、どれか一つでも欠けてしまうと塗膜の剥がれや早期劣化の原因になります。

工程 役割 不足した場合のリスク
下塗り 外壁と塗料を密着させる接着の役目 剥がれ・密着不良
中塗り 塗膜の厚みを作り、色ムラを整える ムラ・防水性低下
上塗り 仕上げの層。耐久性と美観を決定づける 劣化が早い、色褪せ

このように、3回塗りにはそれぞれに意味と役割があるため、どの工程も欠かすことはできません。仮に「2回塗りで大丈夫です」と言われた場合でも、なぜその回数でいいのか根拠をしっかり確認することが大切です。

 

2:塗り回数が少ないとどうなる?耐久性への影響とは

「2回塗りでも見た目はきれいだった」という話を耳にすることもありますが、実は塗り回数が少ないと目に見えないところで問題が起きやすくなります。
ここでは、塗り回数が1回または2回だけの場合に、どんなリスクがあるのかを具体的にご説明します。

耐久性が大きく下がる

一番の問題は、塗膜の耐久性が低くなることです。塗料は、一定の厚みがあることで本来の性能を発揮します。たとえば、「耐久年数10年」とされている塗料でも、必要な塗膜の厚みが確保されていないと、5〜6年程度で劣化が始まってしまうことがあります。

特に下塗りを省いた場合、塗料が外壁にきちんと密着せず、数年で剥がれてしまうこともあるのです。これは単なる見た目の問題ではなく、建物そのものが雨水を吸収しやすくなり、内部構造の劣化を招く恐れもあります。

 

仕上がりがムラになりやすい

回数を減らしてしまうと、どうしても塗りムラが出やすくなります。特に濃い色や光沢のある仕上がりを希望した場合、中塗りと上塗りの2層で厚みを持たせることが重要です。

「何となく色にムラがあるな…」「ツヤが不自然かも」そんな違和感があったら、塗り回数が少なかった可能性も考えられます。

 

長い目で見れば「損」に

一見、塗り回数を減らして工事費が安くなるように思えるかもしれません。しかし、実際には塗膜の劣化が早まることで再塗装の周期が短くなり、結果的に費用が高くつくことが多いです。

たとえば、10年持つ塗装が5年しか持たなければ、10年で2回の塗装が必要になりますよね。
そう考えると、初めにしっかり3回塗りをしておいたほうが、ずっと経済的なのです。

 

3:塗り回数が多ければ多いほどいいの?

「じゃあ、4回塗りや5回塗りにすればもっと長持ちするんじゃない?」と思われるかもしれませんね。しかし、塗り回数が多ければ良いというわけではありません。適切な回数と工程を守ることが、もっとも大切なのです。

過剰な塗りは逆効果になることも

塗料にはそれぞれ「塗布量(とふりょう)」や「乾燥時間」が定められています。これは、1㎡あたりに何キロの塗料を使い、どれくらい乾かすべきかという明確な基準です。これを無視して何度も塗り重ねると、以下のような問題が起こることがあります。

・塗膜が厚くなりすぎて、ひび割れしやすくなる

・塗料同士がしっかり乾かず、ベタつきや膨れが発生

・見た目が不自然になり、かえってムラが目立つ

つまり、適切な回数を超えた塗装は「やりすぎ」になり、かえって品質が落ちてしまうのです。

 

メーカー指定の仕様が最重要

実際に使う塗料には、メーカーが推奨する塗り回数や方法があります。たとえば「この塗料は下塗り1回+中・上塗りで合計3回」と明記されている場合、それ以上でも以下でも想定された性能が発揮されなくなる可能性があります。

そのため、塗り回数は「多ければ安心」という考えではなく、塗料の仕様と現場の状況に合わせて最適な回数を見極めることが大切です。

 

回数よりも「工程を守る」ことが大事

外壁塗装においては、塗る回数よりも各工程をきちんと守っているかが重要です。たとえば、

・高圧洗浄できちんと汚れを落としているか

・下塗りをきちんと乾かしてから中塗りをしているか

・規定の乾燥時間を確保しているか

こうした点をきちんと守ることで、3回塗りであっても10年〜15年持つしっかりとした塗装が可能になるのです。

 

4:手抜き業者に注意!塗り回数をごまかす手口とは

外壁塗装を依頼する際にもっとも気をつけたいのが、手抜き工事をする悪質な業者の存在です。特に「塗り回数」をごまかすケースは非常に多く、気づかないまま契約してしまうと、数年で剥がれやひび割れが起こるトラブルに繋がることも。
ここでは、よくある手口と、その見分け方をご紹介します。

よくあるごまかしの手口

● 下塗りを省く

もっとも多いのが、下塗りをせずに中塗り・上塗りだけを行うケースです。一見すると仕上がりはきれいに見えるため、素人には気づきにくいのが特徴です。しかし、時間が経つと塗膜が外壁に密着していないため、ペリペリと剥がれてくるリスクがあります。

● 中塗りと上塗りを同じ日にまとめて行う

本来、塗料は1回ごとに十分な乾燥時間を取る必要がありますが、それを無視して「中塗りと上塗りを一気に仕上げる」手抜き業者もいます。これでは塗料がうまく硬化せず、塗膜がベタついたり、劣化が早まる原因になります。

● 色を変えずに塗り重ねをごまかす

中塗りと上塗りの色をわざと同じにすることで、「ちゃんと2回塗ってますよ」と見せかけるケースもあります。本当に塗り重ねているかを確認しづらく、写真などの証拠がなければ判断が難しいため注意が必要です。

 

手抜きを見抜くポイント

「3回塗ります」と言っているか契約書で確認

塗装工程ごとの写真を残してもらうよう依頼

下塗りの時点で立ち会いができればベスト

塗装後の塗膜の厚みや仕上がりを業者と一緒に確認

また、良心的な業者であれば、工程ごとに報告書や写真を用意してくれることがほとんどです。逆に「写真はありません」「時間がないので一気に塗りました」などと言う業者は、信頼できないサインとも言えます。

悪質な手抜きを防ぐには、事前の打ち合わせでしっかりと質問し、証拠を残してもらうことが大切です。

 

5:外壁の状態によって変わる塗り回数の例

外壁塗装は「3回塗り」が基本ですが、家の状態によってはそれ以上の処理や補修が必要になることもあります。ここでは、実際の現場でよくあるケースをもとに、塗り回数や工程が変わる例をわかりやすくご紹介します。

■ 状況別の追加工程

状況 回数 理由
劣化が激しい 下塗り2回 → 計4回塗り 塗料が吸い込まれ密着不足を防ぐ
金属外壁(ガルバなど) サビ止め+中上塗り 金属専用の下塗りが必要
ALCなど吸水性高い素材 下塗り増し+専用下塗り 防水性確保のため
ひび割れが多い 補修+フィラー塗り+3回塗り 補修工程が追加

✔ ポイント

「3回塗り」が全てではなく 状態によって適切な回数が変わる

劣化が激しい場合は「下塗り2回」が必要になることも

築20年以上でメンテナンスがされていない外壁や、外壁材そのものがボロボロになっている場合は、通常の下塗り1回では吸い込まれてしまって効果が十分に得られないことがあります。

このようなケースでは、下塗りを2回行って塗膜の土台をしっかり作る「4回塗り」が選ばれることもあります。これにより、塗料の密着性や耐久性が確保され、仕上がりも長持ちする安心の施工になります。

 

金属や特殊な素材には専用の塗装工程が必要

ガルバリウム鋼板などの金属系の外壁材や、ALC(軽量気泡コンクリート)などの特殊素材は、通常の塗装とは違い、素材に合った下塗り材や処理が求められます。

例えば、金属にはサビ止め効果のある下塗り材を使用したり、吸水性の高い素材には防水性を高める下塗りを使う必要があります。これも結果的に塗り回数が増える要因となり、4回塗り・5回塗りになることも珍しくありません。

 

クラック(ひび割れ)補修などで工程が追加されることも

外壁にひび割れが多い場合には、塗装前に「シーリング補修」「フィラー塗り(厚塗り)」などを行う必要があります。これも厳密には塗装とは違う工程ですが、補修や下地処理を含めると、実質的に塗り回数が増えることになります。

これらの追加工程を省いて塗装だけしてしまうと、見た目は一時的にきれいでも、数年でひび割れが再発したり、雨漏りの原因になってしまうことがあります。

 

状態に合った回数と工程の提案を受けましょう

塗り回数が多いからといって手抜きではなく、「なぜその回数が必要なのか」を説明してくれる業者であれば信頼できます。家の外壁は一軒一軒状態が違いますので、見積もりの際に、

どうしてその工程が必要なのか

通常の3回塗りとの違いは何か

などを丁寧に教えてくれる業者を選びましょう。

 

まとめ:適切な塗り回数で外壁を長持ちさせよう

外壁塗装の「塗り回数」は、見た目だけでなく、家の寿命や耐久性を左右する大切なポイントです。基本は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗り。この工程がきちんと守られてこそ、塗料本来の性能が発揮され、外壁を長く守ることができます。
もし2回塗りなどを提案された場合は、その理由をしっかり確認することが大切です。逆に、外壁の劣化が進んでいる場合は、4回塗りや追加の下地処理が必要になるケースもあります。「なぜこの工程なのか」を説明できる業者こそ、信頼できる業者といえるでしょう。
外壁塗装は10年以上家を守るための“投資”です。適切な塗り回数と正しい工程で施工してもらうことで、美しさだけでなく、安心できる住まいが長く続きます。
大切な家を守るためにも、今回のポイントを参考に、信頼できる業者を選び、納得のいく外壁塗装を実現してくださいね。

 

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