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スタッコ外壁の塗り替えとは?外壁塗装で知っておきたい注意点とメンテナンスの基本

スタッコ外壁は、表面に凹凸のある重厚感や、塗り壁ならではの落ち着いた雰囲気が魅力の外壁です。
一般的なサイディング外壁とは違い、立体感のある仕上がりになるため、建物に深みのある印象を出しやすい特徴があります。
一方で、凹凸がある分、汚れが残りやすかったり、塗り替え時に注意が必要だったりすることもあります。
「スタッコ外壁は普通に外壁塗装できるの?」「今の風合いを残したまま塗り替えられるの?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、スタッコ外壁の塗り替えで知っておきたい特徴や注意点、工事前に確認しておきたい基本ルールをご紹介します。
スタッコ外壁とは?

スタッコ外壁とは、セメント系や塗材を使い、表面に厚みや凹凸をつけて仕上げた外壁のことです。
吹き付けやコテなどで模様をつくるため、外壁表面にざらつきや立体感が出やすく、落ち着いた印象に仕上がります。
凹凸のある外壁は、光の当たり方によって表情が変わるため、同じ色でものっぺり見えにくいことがあります。
ただし、その凹凸部分にほこりや雨だれ、コケ、藻などが付きやすい場合があります。
そのため、スタッコ外壁の外壁塗装では、見た目の色を整えるだけでなく、表面の汚れや下地の状態をしっかり確認することが大切です。
スタッコ外壁に出やすい症状
スタッコ外壁では、年数の経過とともに次のような症状が見られることがあります。
| 症状 | 確認したいポイント |
|---|---|
| 色あせ | 日当たりのよい面で色が薄く見えることがある |
| 雨だれ汚れ | 窓下や換気口まわりに筋状の汚れが出ることがある |
| コケ・藻 | 北側や湿気が残りやすい場所に出やすい |
| ひび割れ | 細かな線やすき間が見える場合がある |
| 汚れの蓄積 | 凹凸部分にほこりが残りやすい |
| 塗膜の劣化 | 外壁を触ると白い粉が付く場合がある |
外壁を触ったときに白い粉が付く症状は、チョーキングと呼ばれます。
塗膜の保護機能が弱まっているサインの一つとして見られることがあります。
これらの症状があるからといって、すぐに大きな工事が必要とは限りません。
スタッコ外壁は洗浄が大切です

スタッコ外壁の塗り替えでは、高圧洗浄がとても大切です。
凹凸のある外壁は、表面のくぼみにほこりや汚れが残りやすい場合があります。汚れが残ったまま塗装すると、塗料が密着しにくくなり、仕上がりに影響することがあります。
そのため、外壁塗装の前には、外壁に付いた汚れ、コケ、藻、古い塗膜などを洗い流し、塗装に適した状態へ整えます。
ただし、外壁の劣化が進んでいる場合は、水圧を強く当てすぎると表面に負担がかかることもあります。
スタッコ外壁の状態を確認しながら、適した洗浄方法で進めることが大切です。
ひび割れや欠けは塗装前に確認

スタッコ外壁は厚みのある仕上げのため、年数が経つと細かなひび割れが見られることがあります。
小さなひび割れでも、場所や深さによっては補修が必要になる場合があります。
また、外壁の一部が欠けている場合や、下地まで傷みが進んでいる場合は、塗装だけでは対応しにくいこともあります。
外壁塗装では、ただ上から塗料を塗るのではなく、塗装前にひび割れや欠けを確認し、必要に応じて補修を行います。
見た目だけでは判断しにくい部分もあるため、現地調査で外壁の状態をしっかり見てもらうことが大切です。
下塗り剤の選び方も重要です

スタッコ外壁は、表面がざらついているため、塗料を吸い込みやすい状態になっている場合があります。そのまま仕上げ塗料を塗ると、色ムラや艶ムラが出やすくなることがあります。
そこで大切になるのが下塗りです。
下塗りは、外壁と仕上げ塗料をつなぐための工程です。外壁の吸い込みを抑えたり、塗料を密着しやすくしたりする役割があります。
外壁の状態によっては、下塗りをしっかり入れる必要がある場合もあります。
どの下塗り剤を使うかは、外壁材の状態、劣化状況、仕上げ塗料との相性によって変わります。
「スタッコ外壁だからこの塗料が正解」と決めつけるのではなく、現在の状態を見て判断することが大切です。
風合いを残したい場合は仕上がりの相談を
スタッコ外壁は、凹凸のある風合いが魅力です。
外壁塗装を行うときは、その質感をどの程度残したいかも確認しておきましょう。
選ぶ塗料や塗り方によって、塗装後の見え方が変わる場合があります。
艶を抑えた落ち着いた仕上がりを希望する方もいれば、汚れにくさを重視した塗料を検討する方もいます。
ただし、塗料を厚く塗りすぎると、もともとの凹凸感が変わって見える場合があります。
反対に、外壁の吸い込みが強い状態では、必要な下塗りや塗布量を確保することも大切です。
見た目の風合いと保護のバランスを見ながら、仕上がりを相談すると安心です。
汚れが気になる場合の確認ポイント

スタッコ外壁は、凹凸部分に汚れが残りやすい場合があります。
特に、次のような場所では汚れが目立つことがあります。
・換気口まわり
・北側の外壁
・植栽が近い場所
・交通量の多い道路沿い
・雨水が流れやすい場所
汚れが気になる場合は、外壁塗装の色選びや塗料選びも含めて考えるとよいでしょう。
たとえば、真っ白に近い色は明るく清潔感がありますが、雨だれ汚れが気になる場合もあります。反対に、濃い色は重厚感が出やすい一方で、色あせやほこりが目立つこともあります。
色の良し悪しではなく、建物の立地や好み、汚れの見え方を踏まえて選ぶことが大切です。
見積りで確認したいこと

スタッコ外壁の外壁塗装を検討するときは、見積書の内容も確認しておきましょう。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 洗浄内容 | 凹凸部分の汚れを落とす工程があるか |
| ひび割れ補修 | 補修範囲や方法が説明されているか |
| 下塗り剤 | 外壁の吸い込みや状態に合っているか |
| 使用塗料 | 仕上がりや機能が希望に合っているか |
| 塗装回数 | 下塗り・中塗り・上塗りの流れが分かるか |
| 付帯部塗装 | 雨樋や破風板なども含まれるか |
| 仕上がりの艶 | 艶あり・艶控えめなどの希望を確認できるか |
「外壁塗装一式」とだけ書かれている場合は、洗浄、補修、下塗り、塗装回数がどこまで含まれているか確認しておくと安心です。
費用は外壁の状態や工事内容で変わります

スタッコ外壁の塗り替え費用は、建物の大きさ、外壁の状態、劣化状況、使用する塗料、補修内容、工事範囲によって異なります。
同じ外壁塗装でも、ひび割れ補修が多い場合、汚れやコケが強い場合、付帯部塗装や屋根塗装を一緒に行う場合では、工事内容が変わります。
費用を確認するときは、金額だけでなく、どの作業が含まれているかを見ておくことが大切です。
まとめ|スタッコ外壁は凹凸と下地を見ながら塗り替えを
スタッコ外壁は、凹凸のある重厚感や、塗り壁らしい風合いが魅力の外壁です。
一方で、凹凸部分に汚れが残りやすく、ひび割れや色あせ、コケ、藻などが見られる場合があります。
塗り替えでは、高圧洗浄、ひび割れ補修、下塗り剤の選定、塗料選び、仕上がりの風合いを丁寧に確認することが大切です。
また、塗装だけで対応できるか、補修が必要かは外壁の状態によって変わります。
スタッコ外壁の汚れや色あせ、塗り替え時期が気になる方も、お気軽にご相談ください。
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